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水曜日は5時間も空き時間があるので暇です。
今まで学内で時間を潰してましたが、よくよく考えたらカラオケいけるくね?と話して、同じ時間空いてる友達と来週はカラオケに行くことになりました。

どうも、現実逃避がデフォルトになりつつある星流です。


疲れたその日も、
拍手一つでこんなにも元気に明るくなれる…!

本日拍手をくださった方はもちろん、無記名でぽちぽち復帰してから押してくださってる方々も本当に有難うございます。
拍手やメールはやる気はもちろん、生きる糧です。

しかし拍手機能のレベルUPさにちょっとびっくりした(笑



他に書くことといえば、バス電車がめちゃうまくいったくらいだなぁ。どうでもいいなぁ(笑

というわけで(?)、なんか途中放棄してたぶつをみっけたのでUPしてみる。
つづきはそのうち書くといいながら書いた試がないですねはい。←
リボーン連載「高嶺の花」の番外編です。
都合上名前変換は出来ないので脳内変換でお願いします






それは宝生虹空小5の夏の出来事――






「もうすぐ夏休み…ってことで!」


「みんなでカラオケ大会しよーっ!」




クラスの賑やかな女子の一言に、おおおとノリのよいクラスメイトから歓声が上がる。
歓声こそ上げずとも、京子と花の顔にも笑みが浮かぶ。




「楽しそうだね」


「でも小学生だけじゃ入れないんじゃないの?」


「だいじょーぶ!私のお兄ちゃんに頼んでおいたから!」



確か彼女の兄は成人である。
なるほど、しっかり計画を立てているようだ。
そこで、普段なら口を挟むあいつがいなくなっていることに気づいた。
驚いて周りを見渡すと、すぐに見つかった。




「だーかーら!私はパス!!」


「えーっ宝生さんが来ないんじゃつまんないよー」




あいつ―宝生虹空は、言い出した女子ともめていた。
聞こえた拒否の声に、京子と花は顔を見合わせる。
虹空は勝負事は絶対参加する。
なにせ頭脳明晰スポーツ万能、オマケに容姿端麗とこの普通の小学校では浮くほど完璧な少女はどんな勝負も負けなしなのだ。
さらにカリスマ性もあるのか、行事は彼女がいるだけでかなり盛り上がる。
そして彼女自身もかなりの負けず嫌い。だからこんな虹空を見るのは初めてで、みんな驚いている。




「どうしたのよ虹空?あんたらしくない」


「嫌なものは嫌なのっ!!」


「お願い!宝生さんがいた方が盛り上がるんだよーっ」


「あんたらが盛り上げたらいいでしょーっ」


「あーもう!山本くん!なんとかして!」




それまで男友達とその様子を見ていた山本は突然振られ、驚いた顔をする。
みんなの視線を一心に受け、苦笑いを零しながら頭の後ろに手を組む。




「んー…でも虹空嫌がってるし」


「武……っ!」



山本の言葉に落胆するクラスメイトとは対照的に、虹空の顔は輝く。




「嫌がってるのを無理にさせるのもな」


「武!私の味方はあんただけよ!」




虹空の言葉を受け、心なしか上機嫌な山本を見、もう駄目だと誰もが思ったその時。
花はニヤリと口元に笑みを浮かべ、山本に近づく。




「本当にそれでいいの?山本武」


「く、黒川?」


「虹空とあんたが特別仲いいのは知っているわ…だけど、否、だからこそ聞きたいんじゃないの?」






「虹空の歌を!!」



ピ ク


あ、揺れてる。と誰もが感じた。それは虹空も含まれており、慌てて花と同じく山本の元へ駆け寄る。




「大体、夏なんだから海とかプールに行くべきよ!!」


「だってまだちょっと寒いし。学校の授業で散々入ったじゃない」


「武!私の水着見たくないの!?」


「!!」




『宝生虹空の水着姿』発動!!
効果は抜群だ!
クラスの男子の三分のニが気がわりした!虹空は仲間を10人手に入れた!



「甘いわ山本武…、よく考えてみて。
 今までのクラス会は運動系ばかりだったけど、次は違う……よっていつも男みたいなズボン履いてる虹空のスカート姿が見れるのよ」


「!!!」




『宝生虹空のスカート姿』発動!!
急所に当たった!効果は抜群だ!
さっきの男子三分の一が気変わりした!
花は男子3人を取り戻した!




「更に虹空の歌を聞ける!スカート+歌!!」


「…っ、プールにするなら私はビキニを着ていくわ!!」


「見えるか見えないかの瀬戸際ミニスカート!!」


「フリル付きビキニ!!」




だんだん方向をズレてヒートアップしていく二人。
負けず嫌いとはいえ、虹空は結局損をするのは自分だということに気づいていない。
山本は2人が何か言う度に顔を赤らめ、限界寸前だ。

見かねた女子は勝手に多数決をとり、カラオケに決定したのだった。




「虹空、自分がスカート着なかったらいいって気づいてないのかな」


「気づいてないだろうね…」




頭いいのに…とため息をつくクラスメイト達であった。
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誕生日:
1992/01/17
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