寒いってばよ
【たかねのはな! 2話】
リ「そういや、ココアの周りは男が多いがなんとも思わねーのか?」
虹「なんとも…って?」
山「(ピクッ)」
綱「(あ、反応してる…)」
リ「つーかぶっちゃけこの四人なら誰が好みだ?」
虹「えー…うーん…そもそも私、年上好みだし……」
綱「(あ、ココアでも一応異性に興味あるんだ)」←失礼
リ「まぁ選んでもどうってことないからな。なんとなく聞いてみただけだ」
虹「そう?そうだなぁ、あえて選ぶなら…」
じぃぃぃ…(4人を見回す)
虹「ツナ…かな」
山「!!」
獄「な!?」
綱「えぇ―――っ!!?(赤面)」
リ「大穴だな。ツナだけは絶対ないと思ってたぞ」
綱「ちょ、リボーン!いくらなんでも言いすぎだぞ!」
リ「でもお前もそう思ってたんだろ?」
綱「う…。ってそうだ!ヤマモトはだいじょうぶ…って笑顔で石化してる―――!?」
獄「(いい気味だ。ナイスだぜ、ココア)」
綱「だ、だだだ大丈夫だよヤマモト!ココアは別に俺が好きってわけじゃ」
虹「うん。それはない」(ズバッ)
綱「(あれ…?わかってたことなのに、改めて言われるとなんか……)」
虹「ていうか、厳密には…ツナを金髪にしてもっと背伸ばして目を小さくしたのがいいな」
綱「ちょ、それ別に俺関係ないじゃん―――!!」
リ「というか、どっかで見たことあるビジュアルが完成するな」
虹「それで強くって色気あったら最高ね!」
ガタッ
綱「あ、ヤマモト大丈夫?(あまりに動かないから死んだかと思った…)」
山「おお、全然平気だぜ?」
綱「(良かった、思ったより元気そう…)」
山「じゃあちょっと薬局行ってくるわ」
綱「うん…ってえええ!?ちょ、全然大丈夫じゃないじゃん!落ち着いてよヤマモトに金髪はまずいよ!!」
虹「タケシ金髪にする気なの?やめといた方がいいと思うよ。似合わない」
綱「ココアはこれ以上傷に塩をかけないで――――!!」
虹「だって本当のことだし。タケシはそのままの方が(似合わないから)いいと思うよ」
…ストン
山「そっかー」(笑顔)
リ「ツナ、これが『鶴の一声』ってやつだ。覚えておけ」
綱「………」
なんか…ヤマモトが可哀想になってきたよ……
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